突然ですが、皆さんはどのようにFPVドローンの練習をしていますか?
屋外でしか練習したことがない方、室内でマイクロ機の練習をしている方、YouTubeのFPVドローンの動画を繰り返し見てイメージトレーニングをする方。人それぞれに各々の練習方法があると思います。
そんなたくさんある練習方法の中でも最も手軽で、リスクなしにすぐに始めることができ、効果のある練習方法が、「ドローンシミュレーター」です。3Dグラフィックで作られたマップ上を、実際のFPVゴーグルの視点と同じような映像を見ながら飛行できるというものです。
今日はたくさんあるドローンシミュレーターの中から3つを選んで紹介していきたいと思います。
おまけもあるので、ぜひ最後までお読みください。
Uncrashed : FPV Drone Simulator
https://store.steampowered.com/app/1682970/Uncrashed__FPV_Drone_Simulator/?l=japanese
このシミュレーターの特徴はとにかく画像がきれいなところ。きれいな空間の中で実際にその中で飛行させているかのような感覚になれます。
ステージは、公園から、未来を思わせる空飛ぶ車が行き交うステージまで様々。
操作感は実際にFPVを操っている感覚とは少し違う感じがしました。
例えば練習の息抜きとして、その世界観に浸りたい人におすすめなシミュレーターです。
ただ、映像の質がかなり高い分、高スペックなパソコンがないとしっかりと動作してくれませんので、注意が必要です。
「Steam」というPCゲーム・PCソフトウェアを販売しているプラットフォームにて、1499円で購入することができます。皆さんも一度お試しください。
TRYP FPV
https://store.steampowered.com/app/1881200/TRYP_FPV__The_Drone_Racer_Simulator/?l=japanese
こちらのシミュレーターもおすすめです。
先に紹介したUncrashed FPV Drone Simulator並みの映像の美しさと、それぞれのステージ内エリアの圧倒的広さが特徴です。
ピラミッドや、砂漠の中の古代遺跡、広大な針葉樹林の広がる山の中、飛ばしてみたいけど現実には難しそうな場所を自由に飛ばすことができます。
ステージの広さと完成度も十分魅力的ですが、何よりの特徴は、そのギミックの多さです。
ステージの中にラリーカーを出現させ追い撮りをすることや、モトクロスを出現させ、それを追いかけることができます。他にも、パラグライダーや、鷲を追いかけることも可能です。
非日常的な場所・シチュエーションで自由にFPVドローンを飛行させることができる「TRYP FPV」
エキストリームスポーツの撮影がしたい方、車の追い撮りをしてみたい方にとてもぴったりなシミュレーターです。是非やってみてください。
また、TRYP FPVも高スペックなパソコンが必要になるシュミレーターです。お使いのパソコンのスペックを確認してからダウンロードしましょう。
値段は1700円です。
VelociDrone
最後に紹介するのは、FPVドローンシュミレーターの王道「VelociDrone」です。
実機の操作感にとても似ていて、世界のドローンレーサーも練習で使用する程です。
また、そのステージの多さも特徴の一つです。同じステージの中にも無数にレースのコースがあり、一日ですべてのコースをプレイするのは難しいほどです。
更新が度々行われ、最新のドローンレースのコースが頻繁に登場するのも特徴です。実際の大会で使用されるコースもあり、ドローンレースをしたいという方にはピッタリなシミュレーターです。
さらにマルチプレイ機能もあります。仲間と同じステージで飛行したりレースで競ったりなど、楽しみ方は様々です。
自分のスピードの限界に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。
比較的低スペックなPC環境でサクサク動くのも、うれしいポイントですね。筆者はノートPCにダウンロードして移動中も練習していました。
このシミュレーターのおかげでFPVドローンが飛ばせるようになったといっても過言ではありません。
VerociDroneのライセンスは£16.99(約3000円)です。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は3つのシミュレーターを紹介しました。
実機と違って、クラッシュを気にせずに練習ができることは大きな利点です。
気になるシミュレーターはありましたか?
3つのソフトの価格相場は1500円〜3000円と、それほど高価なものでもないので、これを機会に導入してみるのも良いかもしれません。
おまけ
GlobeXplore FPV Simulator
https://hajime-drone.itch.io/globexplore
先日スクールの生徒さんに教えてもらったシミュレーター「GlobeXplore FPV Simulator」が面白そうだったので紹介します。
このソフトはGoogle Earthの機能を利用しているため、架空のCGではなく現実の風景がステージになっています。法規制など様々な理由で、現在実際には飛行不可能な場所でもこのシミュレータの中なら飛行させることができます。
筆者はまだ使ってみたことはないですが、近未来的でわくわくしたので紹介させていただきました。
5ドル(約700円)でダウンロードが可能なので気軽に始めて体験してみることができます。