FPVドローンの特徴は何といっても、機体の水平補正を少なくしていることから生まれる細かい動きやシャープな反転・宙返りや、スピードの速さです。
そのアクロバティックな動きやテクニックによって、多くの人々に魅力を与えています。
今回は、5つの技をご紹介します。それぞれの動きをverocidroneで操縦した動画を添付しておきますのでぜひ参考にしてください。
フリップ/ロール
ドローンが縦軸または横軸を中心に前方や後方に一回転する動きです。
比較的シンプルな動きで、前進した状態から迅速にピッチやヨーを動かします。操作がゆっくりだと進行方向も変わってしまうので素早くという点がポイントです。
ループ
ドローンが上昇しながら徐々に大きく回る動きです。
ドローンが上昇し、一度頂点に達すると、逆の方向に向かって下降して元の位置に戻ります。ループは、スピードの微調整と平衡感覚が必要です。
スパイラル
ドローンが上昇しながら小さな円を描く動きです。
視点は上を向いた状態でスロットルも上昇させ、その力を利用して回転します。この技は非常に迫力があり、スムーズなスティック操作とが必要です。
ウィップ
ドローンが高速で方向を変えながら曲線を描く動きです。素早くヨーとロールを動かします。
非常にダイナミックかつ効果的な技で、ドローンの操縦技術と速度管理が重要です。
パワーループ
ループとスパイラルの組み合わせで、上昇しながら回転し、そのドローンの軌道も大きな円を描く動きです。この技は非常に派手で、パイロットの熟練度が必要です。
これらは一部の例であり、他にもさまざまなアクロバティックな動きや技があります。ただし、これらの技を実行する際には、安全に飛行するために周囲の環境と法律を遵守することが重要です。
また、練習方法として初めから実機を使っての練習はクラッシュのリスクが高いので、初めはシミュレーターを使用して、実践をイメージしながら練習していきましょう。
シミュレーターで完璧に技が取得出来たらいよいよ実機ですが、この際まずは練習場などを借りて行うのがおすすめです。
FPVドローンに特化した当スクールでも、生徒さんそれぞれの技量や目的に応じて応用的な動きも教えているので、興味のある方はご連絡をお待ちしています！