空撮や輸送物流、インフラ等の点検作業、報道、災害救助など、あらゆる場面で活用されているドローン。
ドローン市場の成長は留まるところを知らず、今後も一層需要が高まると見込まれています。
そんなFPVをはじめとしたドローンのパイロットもひと昔前以上に求められていて、
第一線で活躍する人は増え続けています。
そこで今回は、FPVドローンをはじめとしたドローンパイロットの年収や仕事内容について詳しくご紹介していきます。FPVドローンをはじめとしたドローンの仕事に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
ドローンパイロットの年収
ドローンパイロット全体の年収は、大体250万円~600万円となります。
「ドローンパイロット」とひと言でいっても業務内容や経験値、雇用形態によっても変わりますが、
中には1,000万円~1億円という額を稼ぐドローンパイロットもいます。
業務内容ごとの年収は次の通りです。
・空撮カメラマン…350~640万円
・薬品散布操縦士…320~510万円
・測量操縦士…330~520万円
・ドローンスクールの講師…280~450万円
冒頭でお伝えした通り、ドローンは各分野での需要が年々高まっており、その市場価値は2027年度には7,933億円に達すると見られています。
<参考>インプレス総合研究所:ドローンビジネス調査報告書2022
このような点から今後ドローンパイロットの需要もより高まるといえるでしょう。
ドローンパイロットとして働く方法
ドローンパイロットとして働く場合、主に次のような働き方があります。
・企業に勤める
現在は、ドローン事業を展開している企業も増えており、ドローンパイロットを募集している企業もあります。求人が出ることが多い業務は次の通りです。
・建築や土木作業
・警備作業
・工場などのインフラ設備の点検作業
これらの求人はあるとはいえ、現時点の求人数は一般的な業務の求人と比べるとまだまだ少なめ。
ですが、海外では小型貨物の運送や広告でもドローンか活用されています。
このような事例が日本でも増えれば、よりドローンパイロットの求人は増えると考えられるでしょう。
・フリーランスとして独立する
ドローンパイロットとして活動したいなら、フリーランスとして独立するという選択肢もあります。
ですが、スキルが伴っていない段階でいきなりフリーランスになっても案件を獲得するのは難しいでしょう。
フリーランスとして独立したい場合、企業に就職するなどしてスキルを高め、
経験値を積んでから挑戦するのがおすすめです。
フリーランスになった場合の年収は大体400万円ほど。
自力で案件を獲得しなければならないので営業力が求められますが、自分次第で高年収も夢ではありません。
また、中にはドローン案件の依頼者とパイロットを繋ぐ「DroneMaster」などのような
クラウドソーシングサービスもあります。
こちらにパイロットとして登録して、ポートフォリオを公開すれば発注者から撮影依頼が来やすくなります。フリーランスとして独立したい方は、こういったサービスもうまく活用していきましょう。
ドローンパイロットとして始めやすい仕事は?
ドローンパイロットとして始めやすいおすすめの仕事は「空撮」です。
空撮とは、目視できないようなエリアまでドローンを操縦し、景色や建物の状態を撮影する仕事。
点検作業や災害対策、CMや結婚式のセレモニー映像などにも幅広い分野で活用されています。
空撮を専門に行うドローンパイロットになるには、操縦スキルだけではなく、
カメラワークのセンスを磨く必要があるでしょう。
また、空撮専門のドローンパイロットになりたいなら、撮影した動画を編集できるスキルがあるとより重宝されます。
さらに、どの分野のドローンパイロットも、気候に関する知識やルート選定、万が一のトラブルに対する対応力、関連する法律の知識が求められます。
特に法律の知識が抜けていると、思わぬところで違反行為をしてしまい罰則が課せられることも。
このような事態に陥ることがないよう、
ドローンパイロットとして活躍したいなら必要な知識はしっかりと身につけておくことが大切です。
ドローンパイロットは今後も需要が高まる職業
FPVをはじめとしたドローンのパイロットは
空撮や土木、建築、農業などあらゆる分野の需要が右肩上がりとなっています。
中でも空撮は始めやすく、動画編集スキルも身につければ、会社員として働く際はもちろん、
フリーランスとして活躍する上でも有力な武器となります。
ドローンパイロットの基礎知識や空撮に必要な操縦、撮影スキル、専門的な動画編集スキルを身につけたい方は、
ドローンスクールに入校するのもおすすめです。
専門知識を持った経験者から直接レクチャーを受けられますし、
ドローンの操縦練習ができる場を設けているところも多いので、より実践的な知識が身につきますよ。
ドローンパイロットはスキルや経験値でも年収が上がる傾向があります。今後より広く活躍したい方は、ぜひこの機会にドローンスクールの入校を検討してみてはいかがでしょうか?