ヘッドマウントディスプレイ(HMD)というゴーグルを装着しながら操縦するFPVドローン。
搭載されているカメラ映像を確認しながら操縦できるので、
まるでパイロットになったような感覚で飛行を楽しめます。

そんなFPVはスピーディーな飛行も可能で、「高速ドローン」とも呼ばれています。
FPV高速ドローンはアクロバティックな空撮をはじめ、各地で行われているドローンレースでも活用されています。
今回は、FPVの高速ドローンの速度や操縦の難易度などを詳しく解説していきます。

高速ドローンの速度はどれくらい?

「超高速ドローン」として名高いのは世界最大手のドローンメーカーDJIから発売されている
「DJI FPV」という機種です。

こちらの時速はなんと140㎞!

さらにホバリング状態から時速100㎞のスピードを出すまでにかかる時間はわずか2秒となっています。
DJI FPVは、重量795グラムで飛行中に360°回転させる3Dクリップも可能。
操縦のスペックもかなり高くなっています。

大手メーカーから販売されている高速ドローンのスペックも素晴らしいですが、個人が自作したドローンも大きな注目を集めています。

2022年11月8日に登録された最新のドローン最高速度は、なんと最高時速約414㎞という速さでした。
新幹線の平均時速が時速428㎞なので、これに匹敵するほどの速さを高速ドローンで叩き出したことになります。

このギネス記録を打ち立てたのはRyan Lademann氏で、
高速ドローン「XLR V3」はわずか400ドルほどの資金で自作したもの。
スピードが出る分飛行時のバッテリー負荷は激しく、高スピードを出した後はすぐ着陸する必要があるそうですが、それでも個人でこれほどの高速ドローンを作れるのは驚きですよね?

年々より改良されているFPVドローン。操作性はもちろん、高スピードという面でも、
今後さらなる進化を遂げることでしょう。

高速ドローンを操縦するにはスキルが必要

FPVは、通常のドローン以上にスピードが出やすい高速ドローンで、アクロバティックな回転飛行や、
急降下するスリルのある飛行です。
これまで以上に臨場感溢れる撮影ができるのは大きなメリットですが、
操縦は従来のドローンよりも格段に難しくなります。
操縦そのもののテクニックはもとより、高速で操縦する場合は状況判断力も求められます。
万が一高速で飛行している時に判断を見誤ると、衝突や墜落のリスクが大きくなるためです。
最新のドローンは、障害物にぶつかるのを避ける機能が備わっていることもあります。

こういったドローンを使用するのもひとつの選択肢ですが、本格的にFPV高速ドローンを操縦したいなら、
操縦スキルを身につけておくに越したことはありません。

そこでおすすめなのが、FPVの操縦スキルが身につくスクールに通うこと。
スクールではプロの講師から直接操縦のスキルを聴くことができるので、
効率よくスキルアップに繋げることができます。


DJIを操縦するなら強風時は「Sモード」で対応

基本的に、ドローンを安定して飛行させることができる理想的な風速は「5m/s」、時速に換算すると時速18㎞です。
感覚的にどれくらいの強さかというと、扇風機を「強」にした時の風の強さと同程度です。
これ以上になるとドローンは徐々に風に流され、安定した飛行がしにくくなります。

もし操縦するドローンがDJIの場合は、フライトモードを「Sモード(スポーツモード)」に変更しましょう。
DJIドローンのフライトモードは「Pモード」「Sモード」「Aモード」と分かれており、
それぞれ次のような特徴があります。

・Pモード(標準モード)

標準モード。どのような飛行でもこのモードで操縦することが多いです。
GPS信号やビジョンポジショニング、障害物検知システムがすべて有効で、機体が最も安定しやすいのが特徴。

・Sモード(スポーツモード)

スピード重視のモードで高速での飛行が可能になります。
GPSは有効ですが、障害物検知システムが無効となっているのでその点は注意。
スピード感もPモードと比べると一気に増すのである程度の強風でも操縦できます。

・Aモード(ATTIモード)

安全用のセンサーをオフにし、手動でマニュアル操縦します。
操縦の難易度はかなり高く、相当のテクニックが必要です。
このように、状況に応じてモードを変えながら操縦してみてください。

FPV高速ドローンで、ハイレベルな操縦を楽しもう

黒と赤の車が煙を出しながらドリフトしている。それをFPVドローンで撮影したが画像

現在話題になることが多い、FPVの高速ドローン。
ドローンレースをはじめ、ハイレベルな空撮や飛行もできるので、今後一層需要が高まる分野だともいえます。

そんな高速ドローンはメリットも多いですが、操縦が従来のドローン以上に難しいのが難点。
ちょっとした操作や判断ミスから衝突や墜落などのトラブルに見舞われる可能性もあります。
特にドローンは風の影響を受けやすいので、操縦する際は風の強さをしっかり見極めることも大切です。

スクールなら、操縦テクニックはもちろん、FPVの操縦に必要な資格や条件などをしっかり学べます。
練習場が備わっているところも多く、操縦の「感覚」もよりしっかりと身につけることができますよ。
将来的にFPV高速ドローンで空撮したい方、ドローンスキルを活かして動画クリエイターになりたい方は、
ぜひこの機会にドローンスクールに通ってみてくださいね。

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