皆さんはFPVドローンでドリフトする車を追いかけている映像を見たことはあるでしょうか?
実際に弊社でもドリフトしている車の後ろに追従して撮影を行っています。
そんな大迫力の映像を撮影できるドリフトを追い撮りする上での注意するべき点をご紹介していきます!
飛ばす上でどんな申請が必要?
まず撮影をする上で最低限必要な事が4つあります。
1つ目が必ず包括の飛行許可申請がある事。
2つ目がFPVドローンの場合無線局の開局がされている事。
3つ目がサーキットの許可をとっている事。
4つ目が実際に車のドライバーに了承を得ている事。
この4つは必ず守りましょう。
また、こういった撮影がイベントでの飛行に該当する場合は必ず国交省にイベント上空での飛行許可を取得する必要があります。
イベント上空での許可についてはまたブログ記事で詳しく記載していこうと思います。
車のスピードの緩急が激しいのでスピード調整が必要
実際にドリフトする車は直線でのスピードから一気にコーナーで減速していきます。
その際にFPVドローンの性質上前にしか進めないので、予測してスピードを落とす必要があります。
もし減速が間に合わなかった場合は上に逃げて衝突を回避する必要があります。
最初は間合いを詰めすぎず、徐々にスピード感に慣れていきましょう。
減速感覚が掴めるようになってきたらかなり接近した迫力ある映像を撮影する事ができます。
ドリフト中に発生する煙に注意
ドリフトはタイヤを滑らしながら走ります。その際に地面とタイヤの摩擦で煙が発生します。
慣れないうちに近づきすぎてしまうと、煙によって視界を奪われるので非常に危険です。
また煙が発生しているということは、そこに乱気流が発生しているので、煙に入ってしまうと機体の挙動が一気に不安定になります。
しっかりと制御ができるように何度となく鍛錬を踏むことで乱気流を予測し、煙の中に入り込んでいくような映像を撮影する事もできますが、まずは確実にリスクを回避して撮影を行いましょう。
電波に気を付ける
FPVドローンで車を追いかける上では電波にも気をつけなければいけません。
つい車を追いかける事にばかり気を取られてしまうと電波がロストしてしまう可能性があります。
予めどこからどこの範囲までなら電波が届くのかをチェックしておく必要があります。
また、大会やイベントになるとドライバーに外から実際の走りを無線で伝えるスポッターという係が存在します。
そのスポッター無線にごく稀に電波の干渉を受けてしまうケースがあり、いきなり接近をする前にここでも徐々に距離を詰めていく必要があります。
今回は4つの注意点をご紹介しました。
やはり、車など実際に動きのある物を撮影する場合はいつも以上に気をつけなければいけない事がありますね。
少しでもこの記事を参考に良い追い撮りにしていただければ幸いです。
このような疑問など細かい部分まで解決できるように東京秋葉原でFPVドローン専門のドローンスクールを開校しています!
是非是非遊びにきてみてください。