リアルタイムの飛行映像をゴーグル越しに体感できる「FPVドローン」。
その人気は今も留まるところを知らず、あらゆる産業や空撮、ドローンレースなど世界中で活用されています。
今FPVに興味があって購入しようか迷っている方は、
FPVドローンの相場がどれくらいの価格なのかは気になるポイントなのではないでしょうか
そこで今回はFPVドローンを始めたい方に向けて、
機材の価格相場やドローンにまつわる気になる点について詳しくご紹介していきます。
FPVドローンの価格相場
FPVドローンの価格の相場は、大体5,000円～35,000円です。
相場価格の幅が広いのは、機種ごとの性能が異なるため。
価格が高いFPVドローンの方が価格の安いタイプより性能が良く、使用感に優れていることが多いです。
「本格的にFPVドローンを使いこなしたい」という方で予算に余裕がある方は、
多少価格が高くても欲しいスペックを備えたFPVドローンを購入するのがおすすめです。
ですが、もし初心者でこれから始めてFPVドローンを購入する、
という場合は5,000円～10,000円ほどのFPVドローンで始めた方が良いでしょう。
なぜなら、操縦の練習で、始めはFPVドローンを墜落させてしまうことが多いからです。
多くのドローンは頑丈な作りになっていますが、
練習をこれからするという方はリーズナブルな価格帯のものを購入して、繰り返し行った方が良いでしょう。
また、なるべく価格を抑えたい方は、操縦に必要な機材が詰まった「キット」もおすすめです。
キットの中には入っているものは次の通りです。
・ドローン本体
・カメラ
・プロポ
・モニター
・バッテリーなど
ゴーグルは含まれていることもあれば、いないこともあります。
ない場合は別途購入する必要があるので覚えておきましょう。
こちらも価格帯は性能ごとに差があり、2,000円～70,000円くらいのものまであります。
自分に合ったゴーグルをぜひ探してみてくださいね。
操縦に必要な機材をすべて揃えるとすると、最低でも大体30,000円くらいの価格となります。
もっと抑えることもできますが、操縦に必要な性能等を考えると、これくらいの価格帯が妥当だと言えるでしょう。
初めはゴーグルではなくモニターで代用するのも良い
FPV操縦にはゴーグルが必要ですが、価格も高いので、
予算と相談して難しければ初めはモニターで代用するのもおすすめです。
初心者の時からゴーグルをはめるのも良いですが、
FPVの操縦に慣れていないと高度感覚がわからなくて戸惑うことも多々あります。
モニターはゴーグルより没入感はありませんが、ドローンを目視しながら操縦できので、
高度の感覚がより早く掴めるようになりますよ。
そうして、操縦に慣れてきたらゴーグルへと切り替えてみてください。
モニターの価格も商品ごとにバラバラですが圧倒的にゴーグルより安いですし、
1つ購入すればその後しばらく使えます。
また、モニターはチームでの撮影時にみんなで撮影した映像を確認できます。
このように何かと活用できるので、1つは用意しておくと便利です。
価格を抑えたいならマイクロドローンもおすすめ
初期費用をなるべく抑えたい方は、FPVのマイクロドローンを購入するのがおすすめです。
マイクロドローンは一般的なドローン以上に価格が安く、それでいて機体は頑丈な作りになっています。
さらに、一般的なドローンはプロペラがむき出しになっていますが、マイクロドローンはガードが付いているため、仮にぶつかっても怪我をするようなこともありません。
室内で練習できますし、100g未満なら申請いらずで機材さえあればすぐに操縦できます。
操縦に必要な免許や開局手続きの必要がないのは大きなメリットですね。
いずれマイクロドローン以外のFPVドローンを操縦したいなら、免許が必要となります。
ですが、試験に合格して免許状が送られてくるまで1か月以上かかることもしばしば。
その間の時間はFPVドローンを操縦できませんが、100ｇ未満のマイクロドローンなら操縦できます。
通常のFPVドローンを操縦できない期間中は、室内でマイクロドローンの操縦を練習することで、
より早く上達へと繋げることもできますよ。
ドローンスクールなら機材を貸してくれることも
高性能なFPVは価格が高額だというイメージがありますが、
ご紹介した通り価格帯にも幅があり、リーズナブルなFPVドローンなら5,000円ほどで購入できます。
お得なキットやマイクロドローンなどもあるので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
また、ドローンの操縦スキルが学べるドローンスクールの中には無料で機材と練習場所を
貸してくれるところもあります。
もちろんスクールなので受講料は発生しますが、無料で貸し出しをしてくれるのは大きな魅力です。
また、独学でドローンの操縦を練習する場合、
マイクロドローンなら自宅で練習できますが大きなFPVの場合は練習場所に困ります。
スクールなら広い練習場を設けているところも多いですし、
プロからのレクチャーを直に受けながら習慣的に練習できて、
確実に操縦スキルが上げられます。早く上達したい人はぜひスクールの利用も検討してみてくださいね。