ハイレベルな空撮やインフラ施設の点検など、あらゆる領域で活用されているFPVドローン。
その需要は近年も高まる一方で、現在はドローンパイロットとしての基礎知識や操縦方法を学べる専門スクールも増えています。
ですが、中には「ドローンスクールって一体何が学べるの?」「パイロットに必要なスキルは身につく?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、FPVドローンなどに興味がある方に向けて、ドローンスクールで身につくスキルや費用の相場、どんな人に向いているのかなどを解説していきます。
ドローンスクールで身につくスキル
ドローンスクールで身につく主なスキルは次の通りです。
・ドローンの操縦や基本的な知識
ドローンスクールでは、ドローンに関する基礎知識をはじめ、操縦の基本知識、実践的なスキルを学びます。
また、ドローンは航空法や電波法などとも密接に関わっているため、操縦に関わる法律の知識も学びます。
ドローンスクールの中には資格取得をサポートしているところもあり、
将来的にドローンを用いた仕事がしたいという方は、こういったコースを選ぶのもおすすめです。
資格を取得すれば就職活動を優位に進めることができるでしょう。
・専門分野の知識
ドローンスクールの中には、動画クリエイターなど、専門分野に特化したコースを設けているところもあります。
こういったコースならパイロットとしての操縦スキルだけではなく、撮影した動画の編集スキルも学べます。
将来のビジョンがより明確で、必要なスキルがハッキリしているなら、専門知識も学べるところを選択しましょう。
ドローンスクールの費用の相場は?
費用の一般的な相場は、20万円~30万円ほどです。
この相場を念頭に置きながら、気になるドローンスクールのカリキュラムを比較して、
自分に合ったところを見つけましょう。
FPVドローンなどのパイロットとしてのスキルアップを目指すなら、
練習場があり、受講生が利用できるところがおすすめです。
また、中には練習用のドローンを無料で貸し出ししているスクールもあります。
「ドローンスクールに通いたいけど、肝心のドローン機体がない」という場合は、
こういったオプションが付いているところを選ぶと良いでしょう。
ドローンは基本的に雨天時や強風時には屋外で練習できませんが、屋内に練習場があるなら気にせず練習できます。スクール選びをこれからする方は、屋内に練習場があるかどうかも合わせて確認してみるのがおすすめです。
ドローンスクールはどんな人に向いている?
ここまでご紹介してきたドローンスクールは、次のような方に向いています。
・ドローンの基礎を一から学びたい人
・ドローンパイロットとして空撮をしたい人
・仕事として使える知識やスキルを身につけたい人
・忙しく、練習時間や勉強時間が作れない人
・趣味で空撮やドローンレースを楽しみたい人
ドローンスクールでは、ドローンの基礎から学ぶことができます。
パイロットとしての操縦方法だけではなく、ドローンの構造や整備方法、注意すべきことなどを細かく学べるので、法を順守し、安全にFPVをはじめとしたドローンを飛行させるには不可欠な知識を身につけることができます。
また、ドローンスクールは独学以上に短期間で効率よく学習できます。
忙しい社会人の方は独学するのが難しいですが、スクールなら仕事をしながらより専門的な知識を習得できますよ。
さらに、ドローンスクールによっては卒業後に役立つ講習や関連会社の案件を紹介してくれるところも。
ドローンパイロットの求人はそれほど多くないので、将来的にドローンパイロットになりたいなら、
案件を紹介してくれるサポートは大きな魅力です。
もちろん、趣味でドローンパイロットになりたい方にも、ドローンスクールはおすすめです。
なぜなら、繰り返しになりますがドローンの操縦には様々な決まりがあり、遵守する必要があるからです。
ドローンは用いられている周波数や条件によって飛行ができなかったり、免許が必要となることもあります。
どのような形であれドローンを飛ばしたいなら、飛ばす上で必要となる「条件」はしっかりと理解しておくことが大事。ドローンスクールならこういった基礎知識をしっかり学べるので安心です。
どのような用途でもドローンスクールはおすすめの選択
趣味や仕事など、用途を問わずドローンスクールは操縦に必要なスキルを学べる場所。
基礎知識を身につけたい方はもちろん、専門分野に特化したスキルを身につけたい方にもピッタリです。
ドローンスクールは、場所によって学べる知識が異なります。
そのため、選ぶ時は興味のあるスクールのカリキュラムや費用、
どのようなサポート受けられるか?といった点をしっかり確認しましょう。
「パイロットになりたい」と思うなら、座学も大事ですが操縦スキルに特化したカリキュラムが
あるところがおすすめです。
また、レクチャーをしてくれる講師がどういった経歴に持ち主なのかも合わせて確認してみると良いでしょう。