ドローンに搭載したカメラ映像をゴーグルに投影して操縦するFPVドローン。
一人称視点で操縦できるのが特徴で、空撮映像の撮影やドローンレースなど、
あらゆる場面で現在注目を集めています。

そんな魅力あふれるFPVドローンのパイロットになりたい方も多いのではないでしょうか?
今回は、FPVドローンのパイロットになりたい方に向けて、パイロットになるにはどうしたらいいのか、
どのような機材や資格が必要なのかを詳しくご紹介します。

FPVドローンのパイロットに必要な機材・資格

ドローンイメージ画像

FPVドローンのパイロットになるには、次のような機材や資格が必要です。

・プロポ

プロポ、ドローン操縦で使う

FPVドローンを操縦する時は、ラジコン用のプロポを使います。
プロポは制御可能なチャンネルの数でランク付けされていますが、
飛行モードなどの変更に1チャンネル使うので、最低6チャンネルあると安心です。
今後空撮用のカメラのコントロールなども視野に入れている場合は、
8チャンネル以上搭載されている機種が良いでしょう。

・ドローン本体

FPVドローン

FPVドローンは、既製品を購入したり、各パーツを購入して自分で組み立てる方法があります。
価格は大体10,000円~40,000円ほどかかりますが、始めたばかりの頃は機体が墜落することが多いので、安価で小型のドローンを購入するのがベストです。

・FPVゴーグル

DGIのFPVゴーグル

FPVでは、専用のゴーグルを装着して操縦を行います。
ゴーグルを選ぶ際は、表示できる解像度や画面の視野角などをチェックするのがおすすめです。

広範囲を飛行する場合は、FPVの映像を記録できる機能が付いていた方が、墜落時の映像が確認できて機体を探しやすくなります。録画の可否も選ぶ時の条件にしてみてはいかがでしょうか?

・無線従事者免許と無線局免許

FPVドローンのパイロットとして営利目的で活動する場合、
パイロット本人に対する資格である「無線従事者免許」
とビデオ送信(VIX)機器を使用するために必要となる「機無線局免許」の2つを取得しなければなりません。
これらの免許取得には、大体1~2か月かかります。

・修理するスキル

FPVドローンは、操縦に慣れていないと墜落して破損することもしばしばです。
また、配線が断線することもあるのでそういったトラブル時に修理できるスキルがあると後々非常に役立ちます。
電子工作やハンダ付けのスキルはかなり役立つので、ぜひこの機会に身に付けてみてください。

FPVのパイロットになるにはどのくらいの練習が必要?

上記でご紹介した必要なものや資格が揃ったら、いよいよ練習スタートです。
FPVドローンのパイロットになるための練習は、最低2か月ほど設けるのがおすすめです。
FPVドローンの操縦はラジコン用の送信機を使用します。何度も練習を重ねて、
操作や感覚にとにかく慣れるようにしましょう。

初めの練習場所は可能なら室内がおすすめです。
部屋の中で上昇や下降、旋回などを繰り返し行い、問題なく操縦できるように練習を重ねてみてください。
練習時はバッテリーが5~6本程度、充電器が2つ以上あると、
より効率よく練習できるので、用意しておくと良いでしょう。

上達には個人差がありますが、問題なく操縦できるようになるまで、大体3~4ヶ月かかったという方もいます。
その間、ドローンの機体も当然破損するので、必要に応じてこちらも対処していきましょう。

ドローンの破損をなるべく防ぎたい方は、パソコンのドローンシミュレーターを利用するのもおすすめです。

業務として本格的に学びたい方は、スクールに通うのがおすすめ

FPVドローンのパイロットになるには、操縦スキルをはじめ、安全対策や修理についての知識が求められます。
また、FPVを活用して得た動画をよりクリエイティブな形で発信したい場合、動画制作のスキルも欠かせません。
今後はよりFPVドローンの需要は高まることが予想されていますし、
それに応じてパイロットの必要性も高まるでしょう。
今まさに「FPVドローンのパイロットになるにはどうしたらいいのか?」
「新しい撮影方法や機材について学びたい」という方は、
ぜひFPVのスキルが学べるスクールに通ってみてはいかがでしょうか?

FPVドローンの操縦は難易度が高く習得に時間がかかります。
一方、スクールに通えば効率的にノウハウを学べるので、
短期間でFPVに関する知識やスキルを身に付けることができますよ。

興味がある方は、ぜひスクールへの入校も視野に入れてみてください。

FPVパイロットになるには、まず必要なものを揃えよう

ドローン 本体 DJI

FPVパイロットになるには、次のような機材や資格が必要です。

・プロポ
・ドローン本体
・FPVゴーグル
・無線従事者免許
・無線局免許
・修理するスキル

また、FPVドローンの操縦を練習する際は、より効率的に練習を進めるためにバッテリーを5~6本、
充電器を2つ以上用意しておきましょう。
FPVドローンの操縦は、独学でも練習を重ねれば身に付けることはできますが、
より本格的に学びたい方は、スクールに通った方が効率よくノウハウを身に付けられます。

パイロットとしてはもちろん、今後ドローンクリエイターになりたい方も、必要なノウハウが学べるので、ぜひ検討してみてくださいね。

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