みなさまFPVドローンは飛ばしていますでしょうか?

今回は当スクールでも撮影ツアーを行ったことがあるフィリピン内のドローンを飛ばすと綺麗な景色が楽しめるおすすめスポットを紹介します。

フィリピンは、約7,000もの島々からなる美しい国で、その多様な自然環境はドローン撮影に最適です。それでは見ていきましょう。

パラワン島

エルニド

パラワン島の北部に位置するエルニドは、手つかずの自然と美しい海岸線で知られています。透明度の高いラグーンや石灰岩の断崖、エメラルドグリーンの海など、ドローンで撮影すれば、まるでポストカードのような映像が得られます。特にビッグラグーンやスモールラグーンは、海上からだけでなく空から見るとその美しさが一層際立ちます。

コロン

エルニドに負けず劣らず美しいコロン島も、ドローン撮影に最適なスポットです。コロンは、第一次世界大戦時の沈没船が多く存在することで知られていますが、これらの沈船と周囲の美しいサンゴ礁を上空から撮影することで、独特の映像が撮れます。また、コロン島周辺の湖やラグーンも魅力的で、透き通った水と緑豊かな景観をドローンで捉えることができます。

セブ島

モアルボアル

セブ島南部のモアルボアルは、シュノーケリングやダイビングで有名ですが、ドローン撮影でも魅力的なスポットです。特に、モアルボアルのサーディンランと呼ばれる巨大なイワシの群れを空から撮影することで、海中とは異なる視点からそのダイナミックさを楽しむことができます。

カワサン滝

セブ島のもう一つのおすすめスポットは、カワサン滝です。この滝は、美しいエメラルドグリーンのプールを持つことで知られています。ドローンで上空から撮影すると、滝の流れと周囲の緑豊かなジャングルのコントラストが際立ちます。

ボホール島

チョコレートヒルズ

ボホール島にあるチョコレートヒルズは、自然の驚異の一つであり、約1,200以上の円錐形の丘が広がる光景は圧巻です。ドローンで空中からこれらの丘を撮影すると、その規模と美しさがより一層引き立ちます。特に日没時や日の出時には、丘の影が美しく映え、幻想的な映像が撮れるでしょう。

ターシャ保護区

ボホール島のターシャ保護区では、世界最小の霊長類であるターシャを間近に見ることができます。ドローンを使って保護区の全体像を撮影すれば、緑豊かな森の中で小さなターシャがどのように生息しているかを広い視野で捉えることができます。

バナウエ

バナウエの棚田は、フィリピンの最も象徴的な景観の一つです。この棚田は、2,000年以上前にイフガオ族によって作られたもので、ユネスコの世界遺産にも登録されています。ドローンでこの棚田を空中から撮影すると、その規則正しいパターンと壮大なスケールを一度に捉えることができます。特に雨季の終わりには、棚田に水が張られ、鏡のように青空を反射する美しい映像が撮れるでしょう。s

シアルガオ島


シアルガオ島は、世界的に有名なサーフィンスポットとして知られていますが、ドローン撮影のロケーションとしても優れています。クラウド9と呼ばれる波は、空から見るとその美しい曲線が際立ち、サーフィンを楽しむ人々とのコントラストが魅力的です。また、シアルガオ島周辺のマングローブやラグーンも、自然の美しさを余すところなく捉えることができます。

カミギン島


カミギン島は、小さな島ですが、その自然の多様性と美しさから、ドローン撮影に最適な場所です。島の周囲には、火山、滝、温泉などが点在しており、上空からの撮影でその多様な地形と豊かな自然を捉えることができます。特に、白い砂浜と透明な海が広がるホワイトアイランドは、ドローンで撮影すると、その美しさが一層際立ちます。

マニラ湾

フィリピンの首都マニラにあるマニラ湾も、意外にもドローン撮影に適した場所です。特に夕方には、世界的に有名なマニラ湾の夕日をドローンで捉えることができます。都会的な風景と自然の美しさが融合したこの場所は、フィリピンの都市生活と自然の調和を象徴する映像を撮ることができます。

タール火山

タール火山は、世界で最も小さな活火山として知られています。マニラから比較的近くにあり、日帰りで訪れることができます。ドローンで火山湖を中心に撮影することで、火山のダイナミックな地形とその周囲の美しい風景を一度に収めることができます。ただし、活動中の火山であるため、ドローンを飛ばす際は安全に十分注意が必要です。

イロコス地方

パオアイ教会と砂丘

ルソン島北西部に位置するイロコス地方は、歴史と自然が調和する魅力的な場所です。特にパオアイ教会は、ユネスコ世界遺産にも登録されており、そのバロック様式の建築は壮大です。ドローンで教会の全景を撮影すれば、その美しさと歴史的価値を余すところなく捉えることができます。また、近隣のパオアイ砂丘もドローン撮影に最適で、広大な砂漠地帯と遠くに見える海の対比が非常に印象的です。

ビガン

イロコス地方には、もう一つのユネスコ世界遺産であるビガンが存在します。ビガンは、スペイン植民地時代の町並みが残る貴重な場所で、カレッサ(馬車)が通る石畳の道やコロニアル建築は、歴史を感じさせます。ドローンで空からこの町を撮影することで、過去と現在が交錯する独特の風景を捉えることができます。

アポ山

ミンダナオ島にあるアポ山は、フィリピンで最も高い山として知られています。標高2,954メートルの頂上からは、ミンダナオ島全体を見渡すことができ、ドローンを使ってその壮大な風景を収めることができます。アポ山の険しい地形と豊かな森林、そして霧に包まれる山頂は、非常に印象的な映像を提供してくれます。また、登山者やキャンプを楽しむ人々を空から撮影することで、アドベンチャー感あふれる映像を作成することができます。

サマール島


サマール島は、フィリピン中部のビサヤ地方に位置する、自然豊かな島です。ここでは、洞窟探検や滝巡りが楽しめるほか、ドローンで撮影するのに最適なスポットが点在しています。特に、サマール島のブルーホールや、スムーズに流れる滝の姿を空から撮影することで、自然の壮大さと静寂が共存する風景を捉えることができます。

タボン洞窟群

最後に紹介するのは、パラワン島にあるタボン洞窟群です。この洞窟群は、フィリピンで最も古い人類の痕跡が発見された場所であり、歴史的にも重要なスポットです。ドローンを使って洞窟群の外観や周囲の密林を撮影することで、フィリピンの豊かな自然と人類の歴史が融合する様子を捉えることができます。

最後に

ドローン撮影の注意点

フィリピンでドローンを飛ばす際は、いくつかの重要なポイントを守る必要があります。まず、フィリピン民間航空局(CAAP)からドローンの使用許可を取得することが推奨されます。また、特定のエリア、特に空港周辺や軍事施設の近くでは、ドローンの飛行が制限されている場合がありますので、事前に確認しておくことが重要です。

また、地元のコミュニティや自然環境への配慮も忘れずに。観光地や自然保護区でドローンを飛ばす際は、他の観光客や現地の動植物に迷惑をかけないようにしましょう。これらのルールを守ることで、フィリピンの素晴らしい景色を安全かつ責任を持って楽しむことができます。

フィリピンの多様な自然と文化を、FPVドローンを通じて新たな視点から探索し、その魅力を存分に楽しんでください。

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